上司の間違いに悩む人に言ったこと

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上司もたくさん間違えます。もちろん、言葉遣いを間違えることもあります。上司が面子を気にするタイプなら、指摘せずに自分は正しい言葉を使うといいのです。

よくあるのが「的を得る」です。正しくは「的を射る」。これは「当を得る」と混同されやすいのです。また、「汚名挽回」は×、正しくは「汚名返上」なのですが、「名誉挽回」と混同している方が多いようです。

また、「思いもつかない」は、正しくは「思いもよらない」でした。これは「考えもつかない」との混同です。気を付けたいですね。

では、上司が勘違いをしている案件をあなたが気がついた場合は、どう対応したらいいでしょうか。

そのままでは業務に支障が生じます。かといって、「部長、それは違います!」と、ストレートに伝えれば、「恥をかかされた」と思う人もいます。反感を買えば、その後の仕事がやりにくくなりますね。このような場合は、上司を責めずに業務上必要な指摘であるということを示すと、いいでしょう。

例えば、「部長からご指示いただいた案件ですが、○○だと思っていたのですが、私の理解不足だったようで、実際は△△だったと判明しました。すぐに対応しますので、もう少し『お待ちください』」

ポイントは、上司の勘違いを「私の理解不足」と表現することです。そうすれば、上司の勘違いを改善しながら、「責める意思」がないことも伝わります。

もちろんここで「理解不足」というのはなんで、という人もいるとは思いますが、そういっていくうちに上司が気づくかもしれませんし、気づかない上司の場合は「理解不足」という言葉も気に留めないはずなので、自分が思っているほどの大事ではないことが多いのです。

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また、始業時や終業時、業務が立て込んでいるとき、相手が疲れているときなどに間違いや勘違いを指摘すると、きちんと伝わらない可能性があります。

相手によっては自分が間違っているとわかっても、聞き入れず指摘したことに文句を言ってくる場合もありますから、タイミングを計るのは欠かせません。そして、遠まわしな言い方を心がけましょう。「気のせいかもしれませんが」「もしかしたら……かもしれないです」「○○ということは、考えられませんでしょうか?」とお伺いを立てるように。

できる限り「違う」という言葉は使わずに、自分たち以外には聞こえないくらいの声で、控えめに伝えましょう。上司に限らず、間違いや勘違いを伝える場合には、「指摘」するというスタンスではなく「補足」するという心構えでいることもポイントです。

間違いをした相手に、恥をかかせないようにするには、さりげなさが肝心です。ですから大勢の前ではなく、2人だけのチャンスを狙ってこっそり教えてあげるのも気遣いです。「やんわり」「さりげなく」「さらっと」に注意しながら伝えてください。

その上で、「そういう間違いは、ありますよね。私もありました」「これは勘違いしやすいですよね。私も最近気づきました」のような、自分も間違った、最近分かったというような「フォローの言葉」を添えればいいでしょう。「自分も」ということで、相手と自分を同じレベルにもっていけば、相手の立場を落とさず、感じ良く間違いを指摘することができます。

日ごろから、もし、あなたが上司だとしたら、間違いを部下や後輩から指摘されるときはどのような言い方、タイミングならば、すんなり受け入れられるのかを考えておいてください。そうすれば、実際上司に間違いを指摘するときでも、配慮ができ関係が悪くなることはありません。大丈夫です。応援しています。

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