春は、体調不良を訴える人が多くいます。
1年のうちで寒暖差が一番大きく、気温の変化に対応するため、身体は交感神経の働きが優位な緊張状態が続きやすくなります。
すると、疲れがたまりやすい、免疫力が下がる、胃腸の働きが落ちる、肩や腰が痛くなる、身体が冷える、寝つきが悪くなるなどの症状があらわれやすくなります。
さらに、春は異動・転勤・新生活の始まりなど生活が大きく変化する季節です。普段より緊張する機会やストレスを感じることが多く、自律神経が乱れやすくなります。

次のうち、2つ以上当てはまったら、対処が必要です。
めまい・耳なり・立ちくらみが多い。
胸のしめつけ、ザワザワする感じが時々ある。
心臓の鼓動が急に早くなる、脈拍が飛ぶときがある。
息苦しくなるときがある。
手足が冷えるときがある。
胃の調子が悪いときが多い。
下痢や便秘が多い、又は繰り返す。
肩こり、腰痛がなかなか治らない。
手足がだるいときが多い。
顔や手足だけ汗をかく。
朝、起きるときに疲労感がある。
気候の変化に弱い。
やけにまぶしく感じるときがある。
寝ても寝足りない。
夢をよく見る。
風邪でないのに咳がよく出る。
飲み込みづらい、喉に違和感がある、ロレツが回らないときが ある。
日常生活に支障があるなど、気になる症状がある方はその症状にあった病院の受診をおすすめします。

また、自律神経を整えるため、次のことを気を付けてみましょう。
決まった時間に起床し、朝食を食べる。
休日もできるだけ決まった時間に起床し、起きた後はカーテン を開けて部屋に朝日が入るようにしましょう。また、朝食を食べることは生活リズムを整えることに有効です。
良質な睡眠をとる。
就寝前に目元や首元を温める/アロマオイルでマッサージをする/ハーブティーを飲む/音楽を聴くなど、リラックスできる工夫を取り入れてみましょう。
体温調節ができる服装を心掛ける。
簡単に着脱できる薄手のシャツやカーディガンなどを重ね着し、ストールを活用しましょう。また、カイロを常備しておくこともお勧めです。
ストレスを解消させる。
イライラなどのストレスは外出して発散させましょう。ストレッチやウォーキングなど身体を動かすことで気分転換を図ると心身がリフレッシュできます。
大丈夫です。応援しています。

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